ZO-3シリーズのメリットはかわいらしく、コンパクトでギター初心者に優しいギターであることです。
しかし、コンパクトであるが故にチューニングがズレやすいなどのデメリットもあります。
この記事では、実際にZO-3シリーズを飼っている筆者がZO-3シリーズのメリットとデメリットを紹介して、その魅力をお伝えします！
この記事で分かること
- ZO-3シリーズのメリットとデメリット
- デメリットと対策
- ZO-3シリーズの魅力
メリットとデメリット
メリット
かわいい！軽い！コンパクト！
そのかわいらしい見た目は唯一無二で、ZO-3シリーズ最大のメリットと言っても過言ではありません。
カラーもたくさんあって全てのZO-3シリーズで様々なデザインが展開されています。
また、かなり軽量に作られていて2.8㎏ほどしかありません。
一般的なストラトキャスタータイプのギターは3.2～3.8㎏ほどで、レスポールタイプのギターだと3.8～5.5㎏となります。
ZO-3がいかに軽いかよくわかります。
さらに、ZO-3シリーズは全体的にコンパクトであり、ネックが短いこともメリットの一つです。
ギターのネックの長さは大きく分けてロング（レギュラー）スケール、ミディアムスケール、ショートスケールの3種類あります。
「スケール」（弦長）は、ナットからブリッジまでの長さのことですが、ZO-3シリーズはショートスケールに分類されます。
ショートスケールのギターは弱い力でも弦が抑えやすく、フレットの幅も狭いので、手の小さな方や女性、お子さんにも扱いやすいギターです。
アンプが内蔵されている
ZO-3シリーズはアンプ内蔵ギターで、大きな特徴の一つでもあります。
野外に持ち運んで演奏したり、ヘッドホン端子が付いているモデルであれば集合住宅でもヘッドホンから音を出して演奏できます。
デメリット
チューニングがズレやすい
ZO-3はショートスケールのギターです。
ショートスケールのギターはネックが短いので弦に張りがなくなり、チューニングが不安定になりやすくなります。
また、細い弦を張ると弦がビビりやすくなります。
ヘッド落ち
ZO-3シリーズはボディがコンパクトで非常に軽量です。ですので、ボディの重みでネックの重量を支え切れずにヘッド落ちが起こりやすくなります。
座って弾いても立って弾いても起こる現象で、弾きやすさに直結するので対策が必要です。
燃費が悪い
ZO-3シリーズには数多くのモデルが発売されています。
その中でも、エフェクターやリズムマシンが搭載された「DIGI-ZO」や「DIGI-ZO HYPER」は電池の消耗が激しいです。
「DIGI-ZO HYPER」は電池が30分しかもたないとか？
デメリットの対策方法
太い弦を張る！
チューニングをズレにくくする対策として、太い弦を張ることをおすすめします。
弦の太さが0.10-0.46のものを使うといいと思います。
太い弦を張ることでビビりを削減する効果も期待できます。
また、ZO-3専用弦も売っていますよ！
アーニーボール 【3セット】 ERNIE BALL 10-46 Regular Slinky (2221) エレキギター弦
ストラップを使用する！
ヘッド落ちの対策には滑りにくいストラップを使用してみましょう。
太めのタイプやスエード調のものは滑りにくくおすすめです。
レザータイプのものは値が張る場合がありますが、ヘッド落ち対策としては抜群のようです。
王道のFenderストラップですが、裏面がナイロン素材のものは滑りやすいので注意！
ACアダプターを使用する！
先述の通り、「DIGI-ZO」や「DIGI-ZO HYPER」はとても燃費が悪いです。
乾電池は９Vのアルカリ乾電池を使うようにしましょう！
また、電池の消耗を抑えたいならアダプターを使うのが確実です。
「DIGI-ZO」の場合、公式マニュアルではACアダプターのアンペアは300mA(0.3A)を推奨しています。必ずセンターマイナス極性のものを使用してください！
「DIGI-ZO HYPER」の場合は専用のACアダプター「APU-2000」があるようです。
必ず仕様に合ったものを使ってくださいね！
９Vのアルカリ乾電池です。まぁアルカリ乾電池ならなんでもいいです。
ACアダプターです。端子がたくさんついているものもあるようですね。
最後に
いかがでしたか？
この記事ではZO-3シリーズのメリットとデメリットを紹介しました。
正直、デメリットに関してはどれも対策できるものですので致命的なものではないです。
私はZO-3シリーズの「DIGI-ZO」を飼っていますが、飽きの来ない素晴らしい相棒と出会えたと思っています。
ちなみに「DIGI-ZO」の取扱説明書を画像付きで分かりやすくまとめた記事がありますので、「DIGI-ZO」の飼い主の方や「DIGI-ZO」を飼ってみたいという方は是非ご覧ください！
また、私の自己紹介をした記事もありますので暇な方はご覧ください。
今回は以上！
ありがとうございました！
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