エレキギターを始めてみたい!と考えている方で、
- なるべく安価なものがいいけど、大丈夫?
- 安いギターの性能ってどうなの?
- 安価なギターはどんな特徴があるか知りたい!
と悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。最初に買うギターはとても悩みますよね。
安価な初心者用エレキギターはメリットもありますし、デメリットも多いです。
例えばメリットは気軽に購入できるので、仮にギターを弾かなくなった場合でもあまり惜しくない。
デメリットとしては作りが雑、メンテナンスが手間などがあります。
この記事では、安価な初心者用エレキギターのメリットとデメリットをまとめてみました。
この記事を読むことで、安価な初心者用エレキギターのメリットとデメリットを知り、理解した上で一歩が踏み出せるかもしれません。
あなたのギターライフの一助になればうれしいです!
安価で買える初心者用ギターのメリットとデメリット
メリット
あたりまえだけど安い!
言うまでもありませんが、最大のメリットは安いということでしょう。
ギターの値段は本当に様々で、数千円のものから数億円のものまで幅広いです。
初心者の方は、1万円から3万円前後の価格帯のギターで始める方が多いようです。
これくらいの価格帯のギターであれば、とりあえず練習をするには問題ないと思います。
軽量で弾きやすいものが多い
初心者の方にとっては、弾きやすさも大切だと思います。
安価なギターは軽量のものが多く、負担になりづらいという特徴もあります。
せっかく気合を入れて練習を始めても無駄に重いギターでは疲れてしまいますね。
弾かなくなった場合でもダメージが少ない
ギターが難しいと感じたり、学校や仕事、ご家庭の都合などでギターを弾かなくなる場合もあります。
実際にフェンダー社CEOのアンディ・ムーニー氏は、
「ギターを始めて1年以内に辞める人の割合は90%」と発言しています。
初心者のうちから高価なギターを買って、挫折してしまったらかなりもったいない出費になってしまいます。
高価なギターでも安価なギターでもギターの難易度は変わりませんから。
そうであれば最初は手ごろなギターを購入して練習するべきかもしれません。
デメリット
作りが雑
安価なギターは生産コストを下げる目的で非常に雑な作りになっています。
例えばフレット(ネック状の隆起)の処理が甘く、新品のギターなのにバリ(トゲ)が出ていたり錆びやすくなったりします。
また、ネックが反っていたり、ひどいものだと塗装が剝げていたり割れているものもあるようです。
さらに、輸送コストを下げているので新品なのにボディーに傷がついていたり、凹んでいるものもあります。
パーツがちゃっちい
フレットの処理が甘くバリが出たり錆びやすくなるといったデメリット以外にも、ペグやブリッジの取り付け方が雑でチューニングが不安定だったり、弦高調整が難しいなどのパーツの不具合も多いようです。
新品で購入したのにメンテナンスをしないと弦も張れないこともあるようです。
また、ネックについているナットと言われるパーツも、たいていのギターは牛骨ナットやタスクナットを使用していますが、安価なギターはプラスチック製がセオリーです。とても割れやすいです。
…と少なくともいいパーツは使っていません。
音質が悪い
エレキギターをアンプに接続したときに音質が悪い場合があります。
ノイズがひどかったり、音が小さいという不具合も少なくないです。
理由としてはピックアップという音を出すためのパーツがちゃっちいからですが、それ以外のパーツもすべてちゃっちいです。
また、先述の通り安価なギターは軽量なものが多いです。ボディーが薄く、軽すぎると、弦を弾いたときに音がきれいに響かないものが多いです。
ボディーは軽いものの方が弾きやすいのは間違いないと思いますが、あまりにも軽すぎるのはちょっと…。
最低限の音は出ますが、全てのものがちゃっちいので仕方ありませんね。
で、結局どうなの!?
安価な初心者用エレキギターは、まさに一長一短です。
手ごろな価格で手に入れやすく、軽量なので引きやすい。弾かなくなってしまっても後ろ髪を引かれる思いが少ない。
お粗末な作りで全てのパーツがチープ、メンテナンスが手間で、逆に言えば簡単に辞められる…
ギター選びは人によって重視する基準が変わるとは思いますが、私は初心者の方は3~5万円程度のギターから始めることをおすすめします。その中で、自分の好みの形や色を選びましょう!
3~5万円程度の価格帯のギターであれば作りが雑ということもめったにありませんし、仮にギターを弾かなくなってしまっても、「せっかく〇万円もしたんだからもう少し続けてみよう」となるかもしれません。
自分好みのギターならギターを続けるモチベーションになること間違いなしです。
最後に
いかがでしたか?
この記事では、安価な初心者用エレキギターのメリットとデメリットをまとめてみました。
ギター選びは本当に難しいですね。
やはり、ご自身の好みのギターを購入するということが間違いないです。
私はFERNANDESのZO-3シリーズの「DIGI-ZO」を飼っていますが、飽きの来ない素晴らしい相棒と出会えたと思っています。
ちなみに「DIGI-ZO」の取扱説明書を画像付きで分かりやすくまとめた記事がありますので、「DIGI-ZO」の飼い主の方や「DIGI-ZO」を飼ってみたいという方は是非ご覧ください!
また、私の自己紹介をした記事もありますので暇な方はご覧ください。
今回は以上!
ありがとうございました!
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