ZO-3の歴史をたどってみると、そのモデルの多さと進化の幅に驚かされます。
1990年代に登場して以来、「アンプ内蔵のミニギター」というユニークなスタイルで注目され、今までにたくさんのバリエーションが生まれてきました。
スタンダードな定番モデルはもちろん、エフェクターが入った多機能タイプや、記念モデル、限定カラー仕様など、時代やニーズに合わせてラインナップはどんどん広がっていきました。
見た目がユニークなだけでなく、実用性もしっかりあるのがZO-3の魅力です。
この記事では、そんなZO-3シリーズの歴代モデルをわかりやすくまとめています。
「昔使ってたあの1本って?」「こんなモデルもあったんだ!」といった再発見を楽しみたい方にもぴったりの内容になっています。
ZO-3シリーズ
ZO-3

🗓 発売時期:1990年代初頭〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・スピーカー搭載・シンプル構造
特徴まとめ
ZO-3シリーズの原点ともいえる初期型スタンダードモデルは、1990年代に登場しました。
最大の特徴は、ギター本体にアンプとスピーカーを内蔵しており、外部アンプを接続しなくても音を鳴らせる点です。
シンプルなコントロール(ボリューム、トーン)と軽量なボディ構造で、自宅や外出先での練習に最適。
電池駆動も可能なため、電源のない場所でも気軽に演奏できます。
- DIGI-ZOやHYPERのようなエフェクト機能は非搭載
- シンプル構造で、初心者にとって最も扱いやすい
- 音色はクリーンで素直、加工がない分ナチュラル
- 構造が軽く、最も携帯性に優れたモデル
- ZO-3シリーズをこれから手にする方の最初の1本として
- 持ち運びやすさを重視する方
- ミニギターに興味があるが、まずはベーシックなモデルで試してみたい方
中古市場での流通は比較的多く、価格も安定しています。
状態やカラーによって価格差はありますが、初心者にも手が届きやすい定番モデルとして根強い人気があります。
ZO-3シリーズの歴史はこの子達から始まりました。
ZO-3P

ZO-3Pは国旗がデザインされたモデルです。人気のモデルですね。
🗓 発売時期:1990年代中盤〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・ピエゾピックアップ搭載
特徴まとめ
ZO-3Pは、エレキギターながらアコースティック風の音色を目指して設計された変化球的なモデルですブリッジ部分にピエゾピックアップを内蔵しており、通常のマグネットPUとは異なる、透明感のあるクリーンなサウンドを生み出します。
その特性から、弾き語りやアコースティックなアレンジにも適しており、ZO-3シリーズの中でも独自の音作りができるモデルとして高い評価を得ています。
イギリス以外にもアメリカ、ドイツ、イタリア、中国、ブラジルなど8か国の国旗バリエーションが製造されました。
- ピエゾピックアップを搭載し、アコースティックライクな音色に特化
- スタンダードに比べて、高音域の透明感が強い
- 音作りの方向性が異なるため、コレクションとしても個性が光る
- エフェクト系モデル(DIGI-ZO等)とは全く異なる使用感
- アコースティック的な音色をエレキギターの感覚で楽しみたい方
- ZO-3シリーズの中でもちょっと変わった音を求める人
- 弾き語りや伴奏中心の演奏をするライトプレイヤー
市場に出回る台数は限られており、一般的なZO-3よりも希少性が高めです。
ピエゾ系モデルを狙う場合は、中古ショップやオークションサイトの定期チェックが鍵になります。
ZO-3ST

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・ストラトキャスター風デザイン
特徴まとめ
ZO-3STは、ストラトキャスター風のピックガードを備えたデザインが特徴で、他のZO-3シリーズよりも「王道エレキギター」らしい外観を持っています。
見た目の印象が大きく変わるだけでなく、ステージ映えも意識されたモデルで、ギター初心者から経験者まで幅広く楽しめる仕様です。
内部構造やサウンド面はスタンダードモデルと同等で、扱いやすさを損なっていないのも魅力です。
- ストラトキャスター風ピックガードと3つのピックアップ風デザインで、よりクラシックなエレキらしい見た目
- 内部構造はスタンダードと同じで、操作や音の傾向に大きな違いはない
- デザインで差をつけたい人向けのビジュアル特化型
- 見た目も大切にしたい、王道エレキスタイルが好きな方
- 演奏よりも“持っている満足感”を重視する人
- 初心者でも安心して使える定番デザインを探している方
中古市場では出回りが少なめですが、状態が良ければ十分に狙い目。
ピックガード付きというビジュアルの個性があるため、外観に惹かれる人は見つけたら即決もアリです。

ZO-3C

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・クラシックデザイン(fホール風)
特徴まとめ
特徴まとめZO-3Cは、クラシックギターやセミアコ風の見た目を取り入れたモデルで、ナチュラルな木目調仕上げやfホール風のデザインが特徴です。
音や操作性はスタンダードモデルと変わりませんが、その外観の美しさから、楽器としてだけでなくインテリアとしても高い人気を誇ります。
優しい雰囲気があり、手に取るだけで落ち着くような魅力があります。
- 木目調のクラシックなルックスが最大の特徴
- スタンダードと同等のサウンドと機能性で扱いやすい
- 落ち着いたデザインが好まれる、大人向けのモデル
- 派手なカラーや奇抜なデザインよりも、上品な外観を重視する方
- ギターを部屋に飾って楽しみたい人
- 見た目に高級感があるギターを探している方
比較的安定した流通があり、中古価格もスタンダードと同程度。
見た目の美しさにこだわる人にとっては、手に入れやすい良モデルです。
ZO-3X / ZO-3Z

ZO-3X / ZO-3Zはクリスタルボディーが特徴のモデルです。
🗓 発売時期:1990年代後半〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・アクリルボディ(スケルトン仕様)
特徴まとめ
ZO-3XやZO-3Zは、透明なアクリル素材を使用したスケルトン仕様のボディが最大の特徴です。
内部の構造がそのまま見えるというインパクト抜群のデザインは、コレクションとしても高く評価されています。
音や操作性はスタンダードに近いですが、アクリル特有のボディの重みや硬さにより、若干異なる感触も味わえます。
存在感が強く、見た目でも音でも遊び心を感じられるモデルです。
- 透明なボディで中が見える唯一のモデル
- 通常の木製ボディに比べて重量感と硬質な印象がある
- インパクト重視の個性派向け
- ギターに人とは違う個性を求めている方
- ビジュアル重視、見た目に遊び心を感じたい人
- 楽器とアートを両立させたいギター愛好家
中古市場での流通はかなり限られており、価格も高騰しやすい傾向にあります。
状態の良いものは特にレアで、希少価値の高いモデルです。
ZO-3 芸達者

人気モデルのZO-3 芸達者です。
🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・ディストーションスイッチ搭載
特徴まとめ
ZO-3芸達者は、ワンタッチで音を切り替えられる「歪み(ディストーション)スイッチ」と「トレモロアーム」を搭載した、遊び心たっぷりのモデルです。
シンプルなクリーンサウンドだけでなく、簡易的な歪みサウンドもボタンひとつで楽しめるため、初心者からイベント用途まで幅広く対応できるギターとして人気があります。
音の変化がすぐに楽しめるので、表現の幅を手軽に広げたい人にぴったりです。
- スイッチでクリーン⇔歪みを切り替えられる唯一のモデル
- 外付けエフェクターが不要で音の幅が広がる
- トレモロアームより直感的に音遊びが楽しめる設計
- 音にちょっとした変化を簡単に加えたい方
- 宴会やライブなど、目立つ場で使いたい人
- 初心者だけどエフェクトにも挑戦してみたい人
中古市場での出回りは比較的多く、価格もリーズナブル。
見つけやすくコスパの良いモデルで、入門用にも人気があります。
ZO-3とZO-3芸達者の違いとは?
ZO-3芸達者は、従来のZO-3にさらなる機能性を加えた「進化系モデル」です。
両者の主な違いは以下の通りです。
芸達者モデルには「アーム(棒のような部品)」が付いていて、音をビブラートさせたり、ぐっと下げたりと、表現の幅が広がります。
一方、通常のZO-3はアームなしの固定ブリッジなので、音の安定感はありますが、派手な音の揺らしなどはできません。
芸達者は、クリーンな音と、少し歪んだロック寄りの音をボタンひとつで切り替えできます。
通常のZO-3はクリーン音専用。音量を上げれば多少歪みますが、しっかり歪ませたいときは別の機材(エフェクター)が必要です。
芸達者は、特殊なケーブルを使えば「エフェクターの音」を内蔵スピーカーから出せます。
通常のZO-3ではこれができず、外部アンプを通さないとエフェクターの音を活かせません。
芸達者には専用の改良アンプが搭載されていて、音の迫力やボリュームもよりしっかり。
さらに、ヘッドフォン端子もあるので、夜間の練習や静かな環境でも安心です。
総じて、ZO-3芸達者は「もっと表現力や音作りを楽しみたい」というプレイヤーに向けたグレードアップモデルです。
基本的なサイズ感や演奏感はそのままに、機能面でワンランク上の楽しさを実現しています。
それぞれのZO-3モデルには見た目や機能だけでなく、使い勝手や特徴にも違いがあります。
▶ ZO-3の特徴やメリット・デメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
ZO-3 GF

ZO-3GFです。どこからどう見てもレスポールです。
🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・ゴールドトップ風デザイン
特徴まとめ
ZO-3GFは、ストリートアートのようなカラフルなグラフィティ柄が施されたビジュアル重視のモデルです。
音や操作性はスタンダードと同等ながら、見た目のインパクトが強く、持つだけで気分が上がるギターです。
デザイン性を前面に出したZO-3として、多くのファンに愛されています。
- グラフィティ風のペイントが施された唯一のモデル
- 内部構造や機能はシンプルで扱いやすい
- 持つ人の個性を表現できるデザインギター
- 他の人とは違う、派手なデザインを求める方
- ストリート系やアート系のファッションと合わせたい人
- 部屋に飾っておいても映えるギターを探している方
中古市場にたまに出回りますが、人気があるため競争率はやや高め。
状態や価格を見て、タイミングが合えば即購入が安心です。
ZO-LELE

🗓 発売時期:2001年頃(短期間生産)、2022年に復刻
🎛 タイプ:アコースティックウクレレ(アンプ非搭載)
特徴まとめ
ZO-LELEは、見た目はZO-3のまま、実はウクレレというユニークな派生モデルです。
アンプ内蔵型で、電気的に音を鳴らせるエレウクタイプ。
遊び心と携帯性に優れ、ギターとは異なる軽やかな音色が楽しめます。
ミニチュアギターのようで、楽器というより「音の出るおもちゃ」に近い感覚で楽しめます。
その代わり、メチャクチャ高価です…
- ウクレレ仕様のため、弦の本数も音もまったく違う
- ZO-3のボディデザインをそのまま流用した唯一の非ギターモデル
- 弦楽器初心者や親子の遊び用にも最適
- ギターとは別の楽器にも気軽に触れてみたい人
- 見た目で“クスッ”と笑えるような楽器を探している方
- 子どもやウクレレ入門者にもやさしい楽器を探している人
流通は少なめで、珍しいモデルのひとつ。
ウクレレとしての完成度も高いため、見つけたら確保する価値アリです。

ZO-7 7Strings

ZO-3の7弦仕様のZO-7です。
🗓 発売時期:2001〜2002年頃
🎛 タイプ:アンプ内蔵・7弦仕様
特徴まとめ
ZO-7は、通常の6弦ギターより1本多い7弦仕様という、超個性派モデルです。
低音の幅が広がることで重厚なリフプレイにも対応し、ZO-3の見た目で本格的な7弦プレイができるというギャップが魅力です。
小型ギターながらも多弦ギターとしての実用性が光ります。
- 唯一の7弦仕様で、音域が拡張されている
- 通常のZO-3よりネックがややワイドで存在感もアップ
- 低音が強調される構造で、ロックやメタル寄りの音にも対応
- 通常の6弦に飽きてきた方
- ZO-3の見た目で遊び心も欲しいけど、音には妥協したくない人
- 多弦ギターを試してみたいが、いきなり高額機種は不安な人
中古市場での出回りは非常に限られており、探すのが難しいモデルのひとつ。
レアアイテムとしての価値も高いです。
DIGI-ZO

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:エフェクター内蔵・アンプ内蔵・LCD搭載
特徴まとめ
DIGI-ZOは、フェルナンデスが本格的にデジタル技術を取り入れたZO-3シリーズの進化系モデルです。
内蔵アンプに加えて複数のエフェクト(ディレイ、コーラス、オーバードライブなど)を搭載し、これ1台で多彩な音色を楽しむことができます。
コンパクトな見た目からは想像できないほど高機能で、外部機器を使わずに音作りができるため、初心者にも扱いやすい万能モデルです。
- 多彩なエフェクトを本体に内蔵している数少ないモデル
- 操作パネルや液晶表示を搭載し、視覚的にも操作しやすい
- 音の表現力が大幅にアップし、自宅練習から録音まで対応可能
- ギターとエフェクターを一体で楽しみたい方
- 自宅で手軽に音作りを試してみたい初心者
- 機能性もデザイン性も妥協したくない人
中古市場では比較的見つけやすいモデルですが、状態や機能に差があるため、購入時は動作確認が重要です。
人気は高めです。
DIGI-ZO HYPER

🗓 発売時期:2000年代後半〜
🎛 タイプ:マルチエフェクター内蔵・高音質・液晶搭載
特徴まとめ
DIGI-ZO HYPERは、DIGI-ZOの上位互換的な存在で、より強力なエフェクト性能と多機能な操作系統を備えたモデルです。
多くのエフェクトに加えて、リズムマシンやメトロノームなどの練習支援機能も内蔵。
まさに“弾いて学べる”ミニギターです。
見た目はシンプルでも、中身は非常に高性能。
- 通常のDIGI-ZOよりもエフェクト数が多く、より詳細な音作りが可能
- 練習サポート機能も充実しており、初心者から中級者にも好まれる
- 本格的な多機能性をミニサイズで実現したモデル
- ギター練習を効率的に進めたい人
- さまざまなジャンルの音にチャレンジしてみたい方
- 本格的な多機能ミニギターを求めるプレイヤー
人気が高く、流通量も比較的あるため中古でも見つけやすいです。
コンディションや付属品の有無で価格に差が出やすい点に注意。
DIGI-ZO ULTIMA

🗓 発売時期:2010年代〜
🎛 タイプ:高性能マルチエフェクター内蔵・液晶搭載・多機能最上位モデル
特徴まとめ
DIGI-ZO ULTIMAは、ZO-3シリーズの中でも最上級に位置するモデルで、サウンド、操作性、機能すべてにおいて徹底的にこだわった仕上がりとなっています。
高性能エフェクト、視認性に優れた液晶パネル、多彩な設定が可能なツマミやスイッチ類など、まるで小型のプロ用ギター機材とも言える存在です。
- DIGI-ZOシリーズ中、最も多機能で高性能な仕様
- 高精度な音作りと調整ができ、幅広いジャンルに対応
- 機能面は大型エフェクター顔負けの完成度
- コンパクトでも妥協なく音作りを楽しみたい方
- ZO-3シリーズの中で最高性能を求めるプレイヤー
- 自宅録音や演奏動画にも使える多機能モデルを探している人
希少価値が高く、中古市場では見かける機会が少ないモデル。
価格も比較的高めですが、性能重視のユーザーには納得の1本です。
DIGI-ZO HYPER Anniversary

🗓 発売時期:限定生産(記念モデル)
🎛 タイプ:HYPERベース・特別カラー・限定装飾
特徴まとめ
DIGI-ZO HYPER Anniversaryは、DIGI-ZO HYPERの登場〇周年を記念して発売された限定モデルです。
基本性能はHYPERと同様ですが、特別なカラーリングやデザインが施され、コレクション性の高い1本として人気を博しました。
外観だけでなく、一部モデルには限定チューニングやカスタムパーツも採用されています。
- HYPERと同等の多機能性を持ちながら、デザインは限定仕様
- 数量限定生産のため、希少性が非常に高い
- 音と見た目、どちらにも特別感を求める方向け
- 限定モデルに目がないコレクター
- DIGI-ZO HYPERをより特別なデザインで持ちたい人
- 性能も外観も重視するバランス派
ごく限られた本数しか製造されておらず、中古でもなかなか見かけないレアモデル。
価格は高騰しやすく、コレクター市場でも注目されています。
DIGI-ZOシリーズの違いまとめ
モデル名 | DIGI-ZO | DIGI-ZO HYPER | DIGI-ZO ULTIMA | DIGI-ZO HYPER Anniversary |
---|---|---|---|---|
エフェクター | 内蔵(非DigiTech) | DigiTech製 | DigiTech製 | DigiTech製 |
リズムマシン | なし | あり | あり | あり |
チューナー | あり | あり | あり | あり |
スピーカー出力 | 標準 | 標準 | FOSTEX製15W | 標準 |
スケール | ショート(609mm) | ショート(609mm) | ミディアム(628mm) | ショート(609mm) |
電源 | 9V電池またはACアダプター | 9V電池またはACアダプター | ACアダプターまたは専用バッテリー | 9V電池またはACアダプター |
用途・特徴 | 自宅練習向け | 多機能で幅広く対応 | 本格演奏や小規模ライブ向け | 限定生産・コレクター向け |
THEREMIN-ZO

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・テルミン機能搭載
特徴まとめ
THEREMIN-ZOは、世界でも珍しい“テルミン”を内蔵したZO-3シリーズの異色モデルです。
テルミンとは、手をかざすだけで音程を変えられる電子楽器で、SF映画の効果音のような浮遊感のある音を出すことができます。
このモデルではギター本体の一部にセンサーが組み込まれており、通常の演奏に加えて音を“操る”楽しさを体験できます。
- 世界的にも珍しいテルミン内蔵モデル
- エフェクトではなく、まったく別の楽器要素を融合
- パフォーマンス性が高く、ライブや動画映えも抜群
- 一風変わった演奏スタイルを楽しみたい方
- 人と違うギターを探している個性派
- 音だけでなく、見た目や動きでも魅せたいパフォーマー
限定生産かつ非常にユニークな仕様のため、中古市場でも出回りが少なく、プレミア価格が付くこともあります。
コレクターからの注目度も高いです。
ZO-3 A

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・ピエゾピックアップ搭載(アコースティック風サウンド)
特徴まとめ
ZO-3 Aは「Air(空気感)」をコンセプトにした、軽量かつシンプルな構成のモデルです。
必要最低限の構成にとどめたことで、重量がさらに軽くなり、携帯性や扱いやすさが格段にアップしています。
初めて手にするミニギターとしても親しみやすく、ZO-3の入門用としても人気です。
- 軽量設計で長時間持っても疲れにくい
- 最小限の機能に抑えており、構造がとてもシンプル
- 入門向けとしても最適な“やさしい”仕様
- 小柄な人や子どもなど、軽さを重視したい方
- 初めてミニギターに触れる初心者
- シンプルに音を楽しみたい、構えすぎないスタイルの人
比較的見つけやすいモデルで、中古価格も安定しています。
初心者向けの選択肢として、今でも根強い人気があります。
ZO-3 キャラクターシリーズ

🗓 発売時期:1990年代〜現在まで断続的に展開
🎛 タイプ:アンプ内蔵・キャラクターデザインモデル(例:ドラえもん、キティ、初音ミク など)
特徴まとめ
ZO-3 キャラクターシリーズは、アニメや映画などの人気キャラクターをデザインに落とし込んだコラボレーションモデルです。
ドラえもん、ワンピース、ミッキーマウスなど、時代ごとにさまざまなデザインが登場しており、ファンアイテムとしても人気が高いです。
音や構造はスタンダードに近いものの、デザイン性の高さが最大の魅力です。
- 人気キャラクターとの公式コラボモデル
- ファングッズとしての価値が非常に高い
- ギターというより“飾る楽器”としての需要も大きい
- 好きなキャラクターと音楽を両方楽しみたい方
- 親子で使えるユニークなデザインを探している人
- ギター初心者だけでなく、アニメやカルチャー系コレクター
デザインによって流通状況が大きく異なります。
中には非常に希少な限定品もあるため、こだわりのある方はこまめなチェックが必要です。

PIE-ZO / ZO-3 BASS

🗓 発売時期:2000年代〜
🎛 タイプ:アンプ内蔵・スピーカー搭載・ショートスケールベース
特徴まとめ
PIE-ZOおよびZO-3 BASSは、ZO-3のコンセプトをそのままに、エレキベースとして再構成したモデルです。
ベースとしてのサウンドはしっかりしており、ミニサイズでも低音の太さや迫力をしっかり確保。
見た目の可愛さと音のギャップが楽しめる、ベーシスト向けの遊び心あるモデルです。
- 唯一のベース仕様(4弦)として設計されたZO-3
- ボディサイズはそのまま、音域は低音特化
- ギターと並べて“兄弟機”的に楽しめる存在
- ベース初心者で、まずはコンパクトな1本が欲しい方
- ギター経験者でベースにも挑戦してみたい人
- デザイン性も楽しみつつ、しっかりした音も求めるベーシスト
モデル数が少ないため、市場での流通は限定的です。
音も見た目もユニークなので、気になったらすぐに動くのがおすすめです。
最後に
いかがでしたか?
今回は、画像が見つかったZO-3のみ紹介してきました。
この記事で紹介したZO-3はごく一部です。まだまだたくさんのZO-3がいます。
ZO-3シリーズの魅力を知って、「他にも初心者向けのギターはないかな?」と思った方へ。
別の記事では、これからエレキギターを始めたい方向けのおすすめセットを紹介しています。
また、DIGI-ZOの取扱説明書をわかりやすく紹介した記事もあります。
さらに、ZO-3以外のギター情報も公開していますので興味があったらご一読ください。
今回は以上!
ありがとうございました!
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