エレキギターを始めてみたい!と考えている方で、
- なるべく安価なものがいいけど、大丈夫?
- 安いギターの性能ってどうなの?
- 安価なギターはどんな特徴があるか知りたい!
と悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。最初に買うギターはとても悩みますよね。
格安エレキギターはメリットもありますし、デメリットも多いです。
例えばメリットは予算に制限がある方でも気軽に購入できるので、仮にギターを弾かなくなった場合でもあまり惜しくない。
デメリットとしては作りが雑、メンテナンスが手間などがあります。
メリットとデメリットをしっかり把握して、自分に合った格安エレキギターを選ぶことが大切です。
▼この記事で分かること▼
- 格安エレキギターのメリット・デメリット
- 格安エレキギターの総合評価
- 初心者におすすめのエレキギター
あなたのギターライフの一助になれば幸いです!
また、初心者さんにおすすめなエレキギターセットをまとめた記事もありますので是非ご覧ください。
格安エレキギターのメリットとデメリット
メリット
あたりまえだけど安い!
言うまでもありませんが、最大のメリットは安いということでしょう。
ギターの値段は本当に様々で、数千円のものから数億円のものまで幅広いです。
初心者の方は、1万円から3万円前後の価格帯のギターで始める方が多いようです。
これくらいの価格帯のギターであれば、とりあえず練習をするには問題ないと思います。
軽量で弾きやすいものが多い
初心者の方にとっては、弾きやすさも大切だと思います。
安価なギターは軽量のものが多く、負担になりづらいという特徴もあります。
せっかく気合を入れて練習を始めても無駄に重いギターでは疲れてしまいますね。
お子様や小柄な方にも扱いやすいと思います。
弾かなくなってしまってもダメージが少ない
ギターが難しいと感じたり、学校や仕事、ご家庭の都合などでギターを弾かなくなる場合もあります。
実際にフェンダー社CEOのアンディ・ムーニー氏は、
「ギターを始めて1年以内に辞める人の割合は90%」と発言しています。
初心者のうちから高価なギターを買って、挫折してしまったらかなりもったいない出費になってしまいます。
高価なギターでも安価なギターでもギターの難易度は変わりません。
そうであれば最初は手ごろなギターを購入して練習するべきかもしれません。
デメリット
作りが雑
安価なギターは生産コストを下げる目的で非常に雑な作りになっています。
例えばフレット(ネック状の隆起)の処理が甘く、新品のギターなのにバリ(トゲ)が出ていたり錆びやすくなったりします。
また、ネックが反っていたり、ひどいものだと塗装が剝げていたり割れているものもあるようです。
さらに、輸送コストを下げているためか新品なのにボディーに傷がついていたり、凹んでいるものもあります。
パーツが低品質
フレットの処理が甘くバリが出たり錆びやすくなるといったデメリット以外にも、ペグやブリッジの取り付け方が雑でチューニングが不安定だったり、弦高調整が難しいなどのパーツの不具合も多いようです。
新品で購入したのにメンテナンスをしないと弦も張れないこともあるようです。
また、ネックについているナットと言われるパーツも、たいていのギターは牛骨ナットやタスクナットを使用していますが、安価なギターはプラスチック製がセオリーです。とても割れやすいです。
…と少なくともいいパーツは使っていません。
音質が悪い
エレキギターをアンプに接続したときに音質が悪い場合があります。
ノイズがひどかったり、音が小さいという不具合も少なくないです。
理由としてはピックアップという音を出すためのパーツが低品質だからですが、それ以外のパーツもすべてチープです。
また、先述の通り安価なギターは軽量なものが多いです。
ボディーが薄く、軽すぎると、弦を弾いたときに音がきれいに響かないものが多いです。
ボディーは軽いものの方が扱いやすいのは間違いないと思いますが、あまりにも軽すぎるのはちょっと…。
最低限の音は出ますが、全てのものがちゃっちいので仕方ありませんね。
初心者におすすめのエレキギター
格安エレキギターは、まさに一長一短です。
手ごろな価格で手に入れやすく、軽量なので弾きやすい。弾かなくなってしまっても後ろ髪を引かれる思いが少ない。
お粗末な作りで全てのパーツがチープ、メンテナンスが手間で、逆に言えば簡単に辞められる…
ギター選びは人によって重視する基準が変わるとは思いますが、私は初心者の方は3~5万円程度のギターから始めることをおすすめします。
3~5万円程度の価格帯のギターであれば作りが雑ということもめったにありませんし、仮にギターを弾かなくなってしまっても、「せっかく〇万円もしたんだからもう少し続けてみよう」となるかもしれません。
その中で、自分の好みの形や色を選びましょう!
自分好みのギターならギターを続けるモチベーションになること間違いなしです。
ここからはギター歴23年の筆者が初心者におすすめのエレキギターを厳選しました。
是非参考にしてください。
YAMAHA / ヤマハ
アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」で一躍有名になったYAMAHA PACIFICA612の下位グレードモデルのYAMAHA PACIFICA112です。
いろいろなところでおすすめされていますが、当ブログでもおすすめです。
▼商品説明▼
高いポテンシャルで結実した充実の基本性能。
ギタリストの才能を引き出すベーシックモデル。
シングル、ハムバッキングともにアルニコVマグネットのピックアップを採用。
アンサンブルに埋もれないタイトなサウンドを生み出します。
リアのハムバッキングPUにコイルタップ機能を搭載。
シングルとハムバッキングの切り替えが演奏中にも行えます。
また、ピックアップセレクターを4ポジションに設定すれば、自動的にリアピックアップがコイルタップとなり、シングル×2基の透明感のあるハーフトーンが得られます。
操作性に優れるヴィンテージタイプのトレモロユニットにブロックサドルを採用。
重量のあるブロックサドルが、豊かなサステインと深みのあるサウンドを生み出します。
PACIFICAシリーズの上位モデルと同様、リアピックアップをピックガードではなく、エスカッション方式でボディに直接マウント。
ボディの振動をピックアップがダイレクトに受け止め、迫力のあるダイナミックなサウンドを出すことができます。
白・黒・白の3プライのピックガードを採用。黒のラインがシャープさと高級感を演出します。
引用:YAMAHA
上記のYAMAHA PACIFICA112の最上位グレード、YAMAHA PACIFICA612もご紹介いたします。
ぼっち・ざ・ろっく!で有名になったギターはこちらです。
シリーズの最上位グレードともなれば高品質なのは間違いないと思います。
多少高額ではありますが、おすすめです。
Squier / スクワイヤー
泣く子も黙る世界的ギターメーカーFenderの廉価ブランド、SquierのAffinity Seriesをご紹介します。
廉価版と言えど、Fernder Japanの管理の下で製造販売しています。
▼商品説明▼
Squier® Affinity Series™ Stratocaster®は、伝統的なFender®ファミリーへの入り口として、伝説的なデザインと典型的なトーンを備えたギターです。
このStratocaster®は、薄くて軽量なボディ、スリムで快適な”C”シェイプネック、優れたアーミング奏法をサポートする2点支持トレモロブリッジ、スムーズで正確なチューニングを提供するスプリットシャフト付きシールドダイキャストチューニングマシンなど、プレイヤーフレンドリーな洗練された機能を備えています。ジャンルを超えたサウンドバリエーションを実現する5ウェイスイッチングのSquier Single-Coil Stratocasterピックアップを3基搭載し、あらゆるステージであらゆるプレイヤーに寄り添うことができるモデルです。
引用:Squier
Epiphone / エピフォン
説明不要のEpiphoneです。
様々なブランドから「レスポールタイプ」のギターは発売されています。
しかし、「レスポール」ギターはあまり多くありません。
それもそのはず、「レスポール」を名乗っていいのは世界的ギターブランドのGibsonと、こちらのEpiphoneのみです。
なかなか高額になってしまいますが、本物の「レスポール」をお求めの方は考慮されてはいかがでしょうか。
▼商品説明▼
エピフォン・レスポール・スタジオは、“Inspired by Gibson”コレクションを構成する1モデルです。
80年代にリリースされた製品の現代版として位置づけられており、もともとはクラシックなデザインのレスポール・サウンドを追求しているが、余分な装飾は抜きで、より軽量なギターを求めているプレイヤー層に向けたモデルです。
エピフォンの開発によるアルニコ Classic(ネック)& アルニコClassic Plus(ブリッジ)のハムバッカー・ピックアップ、世界標準のGroverマシンヘッドを搭載。
引用:Epiphone
Gio Ibanez / ジオ・アイバニーズ
こちらは攻めたデザインでおなじみのIbanezより、お手頃シリーズのGio Ibanezです。
Gio Ibanezは全体的にネックが薄くボディも軽量に作られていて、音質も悪くない。といった印象です。
見た目が好みであればおすすめです。
▼商品説明▼
Ibanezが世界のトップ・ミュージシャンたちとの交流の中で培ってきたノウハウを基に“抜群の弾きやすさ”と“多彩なサウンド”を低価格で実現したGIO Ibanezシリーズ。
初心者にも扱いやすいシンプル設計のRGタイプです。伝統的なストラトの要素が融合されたデザインとS-S-Hレイアウトのピックアップは、幅広いジャンルに対応できます。GRG70QAは高級感あふれるキルテッドメイプルデザインのボディが魅力のモデル。ジャンルを選ばず使用可能で、ハイパワーなピックアップにより特にロックサウンドにマッチします。5通りのサウンドバリエーションにより、ポップスから激しいロックまで幅広く対応。弾きやすさを重視したネックが特徴で、最初の1本として非常におすすめなギターです。
引用:Ibanez
最後に
いかがでしたか?
この記事では、安価な初心者用エレキギターのメリットとデメリットをまとめてみました。
格安エレキギターにはメリットもデメリットも存在します。
まずメリットとしては、初心者が手軽に始められること、コストパフォーマンスが良いこと、色々なブランドから選べることなどが挙げられます。また、安価なため気軽にカスタマイズすることができ、個性的なギターに仕上げることもできます。
しかし、デメリットとしては、低価格帯であるため、材質や作りのクオリティが劣ることが多く、演奏性や音質が悪くなることもあります。また、安価なため、初心者が音を出す前に挫折してしまうこともあります。
最終的に、購入前に自分が求めるものや使い方をしっかりと考え、慎重に選ぶことが大切です。
また、手軽に始められることもあり、格安エレキギターを買って音楽に興味を持った人が、本格的な楽器にステップアップするきっかけになることもあるため、その点でも魅力的です。
ちなみに「DIGI-ZO」の取扱説明書を画像付きで分かりやすくまとめた記事がありますので、「DIGI-ZO」の飼い主の方や「DIGI-ZO」を飼ってみたいという方は是非ご覧ください!
また、私の自己紹介をした記事もありますので暇な方はご覧ください。
今回は以上!
ありがとうございました!
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