「初心者だからといって、安物で妥協したくない」
——そんな方に向けて、長く使えて品質にも妥協しないエレキギターセットを厳選してご紹介します。
この記事では、2025年最新モデルの中から、初期投資は少し高めでも、のちの買い替えを避けられる信頼性の高いセットを集めました。
はじめての一本にこそ、しっかり選びたいという方におすすめの内容です。
YAMAHA PACIFICA611

毎度おなじみ、YAMAHA PAC600seriesのPACIFICA611です。
YAMAHA PACIFICA611は、「入門モデルを卒業して、ワンランク上のギターが欲しい」という方におすすめの中級者向けエレキギターです。YAMAHAが誇るPACIFICAシリーズの上位モデルとして、見た目・音・演奏性のすべてをレベルアップ。価格は6~7万円前後ですが、それに見合うだけの高品質と機能を備えています。
初心者モデルにはなかった“音の深み”や“表現の幅”が欲しくなってきた方に、ちょうどいいステップアップギターです。

PACIFICA611の良いところ(メリット)
気をつけたいポイント(デメリット)
こんな方におすすめ
- 初心者モデルからステップアップしたい方
- しっかりした音でライブやレコーディングも楽しみたい方
- 音の幅が広い1本で、いろんなジャンルに挑戦したい方
- 高品質なギターを長く愛用したい方
- セイモア・ダンカンやP-90など、ワンランク上のパーツに興味が出てきた方
YAMAHA PACIFICA611は、「もっと表現できるギターが欲しい」と感じ始めたあなたにぴったりの1本です。
音、見た目、パーツすべてがアップグレードされており、本格的な演奏にも十分対応できるギターです。
こちらは上記のPACIFICA611Vの下位グレードモデル、PACIFICA112Vです。
下位モデルと言えど上位モデルのPACIFICA611Vと同じく、コイルタップ機能が搭載されていて様々な音質が楽しめます。

Squier Affinity Series

泣く子も黙る世界的ギターメーカーFenderの廉価ブランド、SquierのAffinity Seriesです。
Squier Affinity Seriesは、「フェンダーらしい音や見た目を、もっと手ごろな価格で楽しみたい」という方のために作られた、人気のエントリーモデルです。
Squier(スクワイヤー)はFender(フェンダー)の兄弟ブランドで、初心者から中級者まで広く支持されています。Affinityシリーズはその中でも「価格・品質・見た目」のバランスが非常に良く、世界中で“最初の一本”として選ばれているシリーズです。

Affinity Seriesの良いところ(メリット)
気をつけたいポイント(デメリット)
こんな方におすすめ
- フェンダー系のギターに憧れているけれど、予算を抑えたい方
- 初心者だけど、見た目も音も“ちゃんとしたギター”が欲しい方
- クリーンでキレのある音を中心に楽しみたい方
- シンプルで扱いやすいギターを探している方
- ギターを長く続けたい気持ちがあり、最初から良いものを選びたい方
Squier Affinity Seriesは、「フェンダーらしさ」を気軽に体感できる、まさに理想的な入門モデルです。音も見た目も満足感が高く、これからギターを始める方にとって、頼れる最初の1本になるはずです。
Squier Affinity Seriesは、ストラトキャスターだけでなく、テレキャスター、ジャズマスター、セミアコなど様々なタイプを展開しています。



Epiphone Les Paul Custom

Epiphone Les Paul Customは、重厚感のあるルックスと音で、憧れをカタチにしたようなエレキギターです。
本家Gibsonの高級モデル「Les Paul Custom」を、より手の届きやすい価格で再現したモデルで、「ゴールドパーツ」「バインディング(縁取り)」「ダブルパーフリング」など、見た目の豪華さも抜群です。
見た目も音も“特別感”のある1本。ステージ映えもするので、ギター歴を問わず多くの人から支持されています。

Les Paul Customの良いところ(メリット)
気をつけたいポイント(デメリット)
こんな方におすすめ
- 見た目も音も“特別感”のあるギターが欲しい方
- ロックやバラード、ジャズなどで表現力豊かなサウンドを楽しみたい方
- ゴージャスなルックスに憧れる方(白×金、黒×金など)
- 初心者を卒業して、次の1本にステップアップしたい方
- 本家Gibsonの雰囲気をコスパよく楽しみたい方
Epiphone Les Paul Customは、「一生ものの一本が欲しい」という気持ちに応えてくれるギターです。
豪華な見た目と、深みのあるサウンド。最初から「かっこいい」を手に入れたい方にとって、理想的な選択肢です。
Fender Made in Japan Junior Collection

泣く子も黙る世界的ギターメーカーFenderの傘下、Fender JapanのJunior Collectionです。
Fender Made in Japan Junior Collectionは、「本物のフェンダーを、もっと弾きやすく、もっと身近に」をコンセプトに作られた、フェンダーの日本製モデルです。
特徴は、通常モデルよりも少し小ぶりなボディと短めのネックスケール。
これにより、手の小さな方や女性、初心者でも無理なくフェンダーサウンドを楽しめる、まさに“やさしい本格モデル”です。

Junior Collectionの良いところ(メリット)
気をつけたいポイント(デメリット)
こんな方におすすめ
- 手が小さい、または指が届きづらくて通常サイズが弾きづらかった方
- 初心者〜中級者で「ちゃんとしたフェンダーを持ちたい」と思っている方
- 軽くて弾きやすいけど、音は本格的なモデルを探している方
- 国産の高品質なギターで、長く付き合える1本が欲しい方
- ステージでも映える、見た目もサウンドも満足度の高いギターを探している方
Fender Made in Japan Junior Collectionは、「本物志向だけど、弾きやすさも大事にしたい」そんな思いに応えてくれるモデルです。“本格派×やさしさ”が共存する、初心者にも優しい次のステップに最適なフェンダーです
Junior Collectionも、ストラトキャスターだけでなくテレキャスター、ジャズマスターを展開しています。


Gio Ibanez GRX70QA

こちらは攻めたデザインでおなじみのIbanezより、お手頃シリーズのGio Ibanez GRX70QAです。
Gio Ibanez GRX70QAは、「ロックっぽい見た目とサウンドで、最初からテンション上げていきたい!」という方にぴったりのエントリーモデルです。
Ibanez(アイバニーズ)は、速弾きやテクニカルなプレイに強いブランドとして有名。そのスタイルを受け継いだこのGRXシリーズは、初心者でもかっこよく弾けることを目指して作られています。
GRX70QAは、その中でも見た目のインパクトが強く、クールなキルトメイプルトップ(木目のデザイン)を採用した人気モデルです。

GRX70QAの良いところ(メリット)
気をつけたいポイント(デメリット)
こんな方におすすめ
- 見た目のかっこよさでモチベーションを上げたい初心者の方
- ロックやメタル系の音楽をガンガン弾きたい方
- 1本で多彩なジャンルにチャレンジしたい方
- アーム奏法やリードギターにも興味がある方
- 安くて高性能、でもちゃんと“かっこいい”ギターが欲しい方
Gio Ibanez GRX70QAは、「はじめてのギターでもカッコよく決めたい」「音にも見た目にも妥協したくない」そんな方にぴったりのエレキギターです。テンションの上がるデザインと、パワフルなサウンドで、最初の一歩を気持ちよく踏み出せる1本です。
その他の格安ブランド
ここまで本当におすすめの初心者セットをご紹介しましたが、初心者セットを販売しているギターブランドはまだまだあります。
例えば、
- 格安ギターブランドの王道、Legend
- 格安ギターブランドの雄、Photogenic
- 楽器プレイヤーならだれもが知っているサウンドハウスが手掛けるPLAYTECH
などがあります。
かなり手ごろな価格ですので気になる方はチェックしてみてください。

とりあえずこれだけ揃えとけば大丈夫!
ここまで初心者セットを紹介してきましたが、「結局ギター始めるには何があればいいの?」という疑問にお答えします。
最低限、これだけあればギターを弾き始められるよ!というアイテムをピックアップしました。
弦
まぁ当然ですね。弦がないと音鳴りませんからね。
また、初心者さんは3セットパックの弦をおすすめします。弦を張り替えるときに切ってしまう場合があるからです。
下記でおすすめしている「アニーボール」の弦ですが、世界中のプロからアマチュアまで幅広いプレイヤーから愛され続ける弦の定番ブランドです。

また、「ELIXIR(エリクサー)」の弦は先述のアニーボールより高価ですが、弦の表面に特殊なコーティングが施されており、サビにくくなっています。
「こまめに弦を変えるのが面倒」という方におすすめです。

チューナー
せっかく弦を張ってもチューニングができないと話になりません。
オーソドックスなクリップタイプのチューナーをおすすめします。
安価なものでも高価なものでもチューニング性能は大差ないので、安価なもので十分だと思います。
ちなみに高価なものだとメトロノーム機能が搭載されているものもあるようです。

ギタースタンド
ギタースタンドは持っておいた方がいいと思います。
ハードケースならまだしも、ソフトケースに保管しておくとギターを出し入れする際にボディにキズがついてしまう恐れがあります。
また、せっかく購入したあなたの大切な相棒を倒してしまった日には目も当てられません…

ピック
まぁ持っておいた方がいいでしょう。
初心者さんはどんな形状のピックがいいかわからないことがあると思いますので、複数の形状のピックが入ったものがおすすめです。

上記4つのアイテムがあればギターを弾き始めることができます!
最後に
いかがでしたか?
この記事ではエレキギター初心者におすすめのギターセット6選を紹介しました。
正直、あまりにも低価格のギターセットを購入すべきではないと思います。
あなたが本当に気に入ったギターを購入するということが一番だと思います。
安価で買える初心者用エレキギターのメリット・デメリットをまとめた記事もあるので是非ご覧ください。
私はZO-3シリーズの「DIGI-ZO」を飼っていますが、飽きの来ない素晴らしい相棒と出会えたと思っています。
ちなみに「DIGI-ZO」の取扱説明書を画像付きで分かりやすくまとめた記事がありますので、「DIGI-ZO」の飼い主の方や「DIGI-ZO」を飼ってみたいという方は是非ご覧ください!
また、私の自己紹介をした記事もありますので暇な方はご覧ください。
今回は以上!
ありがとうございました!
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